海風

トリコロール/白の愛の海風のレビュー・感想・評価

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)
4.6
「愛に平等は存在するのか」

離婚を迫られ、平和の象徴である鳩のフンを浴び、カードは止められ、路上生活がスタート。そんな不運続きの主人公カロルがドミニクへ復讐。

「青の愛」に主演したジュリーが裁判中に姿を一瞬だけ見せたり、老婆がゴミ箱に空き瓶を入れるシーンがあったりと 繋がりを楽しませる構成になっていて、「青の愛」を観た者にしか分からないドキュンくる描写にウキウキします。

まず、ドミニクが美しすぎて見惚れました。
愛情のバランスは二人とも偏っていたけれど、復讐でようやく平等の愛になったのかなと思いました。
そもそも私は愛に平等など存在しないと思っているので、どちらかの方がどうしても重いものだと思いますけど・・。
でも、愛って美しいなっても感じた。
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