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類猿人ターザンのhideharuのレビュー・感想・評価

類猿人ターザン(1981年製作の映画)
2.5
2022.02.27レンタルDVDで再見。
レビュー数が少なくて驚き。

日本劇場公開時には映画館で鑑賞しました。同時上映は「タイタンの戦い」と中学生には無視できない最高の二本立てだったと思います。
「タイタンの戦い」でハウゼンの特撮を見て、本作でエロエロ版のターザンと中学生にはお腹いっぱいですよね。

本作の冒頭でチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚に言及しているのには今回初めて気がついた。

それはさておき本作はジェーンの視点から描いた「ターザン」と言うよりは無理やり彼女を主役にした「ターザン」と言った方が良いと思う。2時間弱と言う長尺で大した事が起こるでもなく淡々として退屈な映画です。
本当にボーデレクのヌードしか見せ場がない中でリチャードハリスが暴れまわっている感じ。それに反してジョンフィリップローの扱いが酷いです。役立たずの木偶の坊のような役でよくまあこんなのに出たもんですよ。
これが初出演になるマイルスオキーフはターザンという殆ど演技力の必要のない役だから何とかなっているけれど、それでもボーッと突っ立っている感じ。綺麗な筋肉美で脚も長くてスタイルも良いけど顔がなんかイマイチだった。
大抜擢されたけどこの映画の後の彼はB級映画の主演止まり、今でもチョコチョコと映画には出ているようですけど。

どう見ても処女には見えないボーデレク、処女があんなエロいバナナの食べ方するかよ。
あとチンパンジーのジェーンの乳首の触り方がもう笑えるくらいに小慣れてる感を出してた。
本来ならば冒険小説であるはずが単にジャングルを延々と歩き、やっとこクライマックスで悪い部族の登場となりますがそんなにアクションもないので本格的なターザンを期待すると外します。

彫刻のように美しい身体のターザンと絶対に処女に見えないエロいジェーンを見て楽しむ映画です。
あと初代ダンブルドアの若かりし姿を見てみたい人向け。
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