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ニーベルンゲン/クリームヒルトの復讐のScriabinのレビュー・感想・評価

5.0
あのセット、オッティンガーの『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』を思い出した。「この道をひとりで行くのよ」のところの謎の狭い通路や謎に積み上がる土管は、やはりマブゼのセットから引用したのかな。そう考えるとラングのセットって、受ける印象としてはメトロポリスもドクトル・マブゼもこれも大して変わらないように思える。
紅一点であまりにカメラを集中させすぎたクリームヒルトの衣装は、ビザンツ味が強くてちょっとパラジャーノフを思い出した。
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