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ラヂオの時間のbourbonのネタバレレビュー・内容・結末

ラヂオの時間(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「台本どおりできないなら名前をはずして」という原作者をスタジオから出し、大物俳優やスポンサーなどの顔色を窺い、どんどん改変されていく台本。
しかし、ディレクターの工藤は「原作(の本意)を変えないことは、結局は(将来の)自分たちのためになるはず」と信じ、ギリギリまで現場の才能をフル活用しながら危機を乗り越えて行く。
(実際、芸達者なキャストそれぞれの得意技を、この映画の中で楽しむことができる)
現在のマスメディア業界に、工藤のような人はいるのだろうか?
いてほしい、と願う。
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