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ラヂオの時間のcrispのレビュー・感想・評価

ラヂオの時間(1997年製作の映画)
4.0
アマプラで視聴。
どんなだろ〜って試しに見てたら面白くて最後まで見てしまった。
ちょっとした1つの変更が、とんでもない大ごとになっていく感じが面白い。
仕事先での、上司、取引先、いろんな忖度やりとりとかそういう
「あるよな〜」っていう現実的なは面をちゃーんとしっかり押さえつつ、
「いや、ないないw」っていう非現実的なところへ発展していくところが面白かった。
その境目がグラデーションで、自然〜と現実→非現実になっていくから流石だな〜と思う。

唐沢寿明さん若い。このディレクターって役と年齢がマッチしてた。
なんかまだ、会社の・大人のわる〜い感じに染まりきってなく、まだ自分の中にある正義「これでいいのかよ?」という葛藤を抱いている年齢の感じ、そういうのが絶妙に出てたな〜〜。ちょっとふてくされてる感じもいい。

懐かしい俳優さんも多々。
スマホがないと、いろいろ味が出て見てて落ち着くんだよな〜
スマホで全部解決しちゃうからな〜便利なんだけど。
不便な方が、ドラマがあるよね〜。難しいね〜

どの役の人も「いるいる〜こういう人〜仕事場に〜」っていう感じで面白かったな。ビジネスの場って、みんなこんな感じになるね、絵に描いたように。

渡辺謙さんも、美味しい役。
トラック運転手がラジオ楽しんでるのいいな〜、チャンネルをパって上の方切り替える感じも良かった。
今のトラック運転手さんは、運転しながら何を楽しんでるのかな?変わらずラジオの人もいるだろうし、やっぱYoutubeかな。
娯楽いっぱいあるからな。バラバラ、人それぞれなのかな。
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