花とみつばち

ラブ・ストーリーを君にの花とみつばちのレビュー・感想・評価

ラブ・ストーリーを君に(1988年製作の映画)
4.0
私は澤井信一郎監督のファンです。もっと評価されても良い監督かとずっと思っていて、原田知世の「 早春物語 」河合美智子「 恋人たちの時刻 」も凄く好きな作品です。
今回の作品も、澤井信一郎監督のお馴染みのプロデューサー黒澤満や撮影仙元誠三です。
主演は当時 14 歳で始めての映画出演の後藤久美子と 23 歳の仲村トオル。
ゴクミの美しさが素晴らしく、そのまま等身大の役を演じていますが、白血病で死んじゃいます。それをずっと支える役に元ゴクミの家庭教師だった仲村トオルがお相手役。
キャスティングが見事な程に一流俳優がずらりです。高峰三枝子、三田佳子、緒形拳、露口茂、戸浦六宏、佐藤友美、丘みつ子です。これは私にとってはある意味貴重な作品かと思い DVD を検索すると廃盤で残念です。
今では観る事が出来ない露口茂や佐藤友美が出演しているのが本当に珍しいかと思います。
そしてなんとシャンソン歌手の岸洋子まで出演していて歌を披露しています。
そこまでゴクミの初主演で事務所が凄く力を入れた作品だったのだと思われます。
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