荒野のジャバザハット

ゴジラVSデストロイアの荒野のジャバザハットのレビュー・感想・評価

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)
4.0
バーニングゴジラがかっこいいなんて事をいう気には決してなれない、本当に見ていて辛い映画だった。
生まれる時代を間違えた巨大生物は人間の科学とエゴにより生きる場所を更に失い、死の病に犯され、子を殺され、人が産んだ新たな怪物との望まない対立を強いられ続けた挙句に、望まれない地で命を絶たれる。
ゴジラを思いながらも人類に加担するしか道のない三枝ミキのやりきれない表情と行動が偽善的で共感してしまう。

煙の中で見せるラストのカットからのエンディングはシリーズを追い続けてみた人にとってエモーショナルで涙ながらに見られないエンディングクレジットだった。

つらすぎるのよこの映画。。。