ヴィヴィアン・リー＆ローレンス・オリヴィエ夫妻が、幸福の絶頂期に共演！見たい見たい！ってなったのだけど、彼らの恋愛ドラマはけっこうどうでもよく、それよりネルソン提督が英雄となるまでの軌跡がうかがえて楽しい、という感想。ラストのトラファルガー岬の戦いなんて、白黒なのにすごい迫力でわーってなってしまった。
ローレンス・オリヴィエが素晴らしい！
それにしてもこの不倫ドラマの撮影中に、オリヴィエと前妻との離婚が成立し、２人は晴れて結ばれましたとのことで。まあそういうスターの私生活は別としても、なんつーか不倫ドラマって、なんかに酔ってて溺れてる気がして好きじゃないんだよなー。
んで出てくるのが、エマの夫＝じじい、ネルソンの妻＝いかにもサレ妻なキツい嫁、みたいな感じだと、なんだかな。
大使であるエマの夫サー・ウィリアムは良い奴だったと思いますけどね。そのへんへの感謝がないのは残念。
どこまで事実か知りませんが、ナポレオンを阻止したネルソン提督を少し知る上では興味深い作品でした。
というよりちゃんとしたネルソン提督の物語を見たい。これだけじゃあ本妻と不倫相手との間をちらちらする男っていう印象しかない。
後日、よくよく撮影年代を見てみると思いっきりプロパガンダ映画でしたね。しかも海軍…
