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美徳のよろめきのtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

美徳のよろめき(1957年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

三島由紀夫原作ということをわすれ。よろめきドラマとだけかんがえれば非常にスリリング。中平康新藤兼人黛敏郎。三國連太郎安部徹西村晃。このクセツヨダブルトライアングルにふさわしく前半はであってはよろめきであってはよろめきをくりかえす時縛霊怪談タイムループ不倫無間地獄。後半はいっきかせいに東海テレビ昼ドラ節全開家族崩壊地獄絵巻。この意図したような俗物でどこがわるいといわんばかりの底意地のわるい俗悪さがたまらない。刑事ドラマの不倫パートのような低俗さは三島への愚劣な挑戦状かスタイリッシュな大衆性。筆者はきらいではない。
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