バーニング

プリティ・リーグのバーニングのレビュー・感想・評価

プリティ・リーグ(1992年製作の映画)
3.5
NHKBSシネマにて。「プリティ・リーグ」というクソ邦題はどうかなと思うけど、女性差別が多く残る時代の中で野球を諦めなかった女性たちと、なんとかして女子野球をリーグとして成功させたいおじさんたちの熱い物語という感じ。漫画みたいな展開ではあるが単なるフィクションという訳ではなく事実をベースにしているのも魅力的。
バッテリーとしてプロの世界に入った姉妹がその後の対立をきっかけに別チームになり、ワールドシリーズの第7戦で対戦する、という流れはあまりにも野球漫画すぎる気はするけど、この個性的な姉妹を軸にした女性たちの物語という構成はジェイン・オースティンの『分別と多感』を思わせる。トム・ハンクスが最初から最後までトム・ハンクスしているのも良かった。

http://burningday.livedoor.blog/archives/a-league-of-their-own-1992
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