ずっと家の中だけ。
外出シーンもあるにはあるけど、別撮り。
コントロールできないもの（状況や自然、移動することで動く背景など）が嫌なんだろうと思う。
とにかく日本人の生活に完全にフォーカスしただけの作品。家具や会話、出来事の本当に些細なところに「日本人」を描こうとした。こだわりが強いのがわかる。なぜこの定点にこだわってるんだ？というのは監督にしかわからない。が、とらえようによってはその違和感が「味」になる。なぜか会話の節々に「ひとりだけ」の画角が入る。これも、なぜそのセリフの時に？と思うが、それもおそらく監督にしかわからない。ややもすると、笑えてくる。意味なんてないのだろう。そして、長すぎる。後半1hは、蛇足。
