おちゃかさんの映画レビュー・感想・評価

おちゃか

おちゃか

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

2.6

音が少ない。
大阪を舞台にしてくれたのはノスタルジーを感じられてよかったけれど、今作はゴジラを神や生き物というより「災害」として扱ってるような気がして、ゴジラがメインでいろいろ闘ってる昨今とは趣きが違
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ゴジラ(1984年製作の映画)

3.0

沢口靖子美人すぎわろた。

さすが一般人が見たらオーラが凄すぎて直視できなかった女優だけある。
ただ、ゴジラにラブストーリー的なものを混ぜてくるのは嫌だなぁ。あと、なぜか武田鉄矢コメディいらん。

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.6

ゴジラ泳いでてかわちい。

CGはともかくとして、山崎監督のセンスでの、人間ドラマに対してのナルシシズムがちょっと苦手なんだよな。お涙頂戴に近い。「はい!ここで泣いていいんですよ!」みたいな、大味な演
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.2

水木しげるリスペクトの集大成を作りたかったのは、痛いほどわかる。
でも、鬼太郎は元々は本当の意味で漫画であり、ホラーであり、少なくともサスペンスだったはず。それがどんどんファンタジーからアクションにな
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プレデター2(1990年製作の映画)

3.7

なるほど。
「すべての映画はプレデター2に帰る」と映画好きの人がいっていたが、確かにそうだ。素晴らしい。
スタローンが相手ではなくなったものの、プレデターだけで成立するジェイソン形式。チープな演出や過
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

2.8

なんというか、かなりベタなサクセスストーリーだけど、NISSANとPS4、そして日本に対してのリスペクトを感じられて嬉しかった。ここまで日本の技術が関与してるのに、レーサーとして日本人が主役になれてな>>続きを読む

法廷遊戯(2023年製作の映画)

1.9

なるほど。
かなりガタガタではあるが、言いたいことはわかった。初め『無辜ゲーム』などと厨二臭の強い名称が出てきたし下手くそな役者が過剰な演技をしていたので心配だったけど、まぁなにが表現したいか伝わった
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ニワトリ☆フェニックス(2022年製作の映画)

1.3

「これって自由でカッケーよね。俺らマジイケてっから」みたいなノリで作ろうと思ってるのが透けて見える。

成田凌と井浦新使ってラップにオープンカー。

クソダサいんだが。
大学生の自主制作じゃねんだから
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市子(2023年製作の映画)

3.7

ポテンシャルは感じてたけど、ついに超一流までたどり着いた感がある。

杉咲花...恐ろしいコ....

朝ドラおちょやんでも十二分にドラマを一人で作るレベルにあったんだけど、こういう個人の内面や心情の
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

1.0

なんだこれ

東野圭吾マジか?
まぁ映像化が難しい設定なんだろうけど

どこをどうすれば個々人の感情移入できるのかまったくわからん。

俺があほなのか?
なにがしたかったんだ?

あ!この監督か!

かがみの孤城(2022年製作の映画)

2.2

やっと配信にきてくれた。

芦田愛菜がオオカミ、いいね。子供たちを率いる立場というのも似合ってる。少し棒読みっぽいけど、あえてだと信じる。見た目少女だしね。あとは、天才宮崎あおい。声の使い分けと抑揚を
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

2.4

目黒蓮くんは、人がいいのが滲み出ていることと、今田美桜さんはポテンシャルは高いもののそのセンスに依りすぎてる感があるため、脚本の多少の幼稚さも相まって名作までは届かないか。
あと、やはり2h縛りのため
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白鯨(1956年製作の映画)

2.2

神と人との闘いを白鯨にしてテーマとする。
ひとは神に打ち勝つことができるのか。
挑む価値があるものなのか。
その先にはなにがあるのか。
ヘミングウェイが描きたかったのは鯨の大きさではなく、人間の矮小さ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.7

アンソニーホプキンスとジョディフォスター。この2人のビジュアルだけでもうドラマだ。
ヨーロッパでは、ローマ帝国を壊滅寸前まで追い込んだハンニバルの名前は悪魔の別名。レクター博士は現代にその名前を受け継
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.0

ずっと日本人でアクションができる俳優を待ってたんじゃないかなと思ってさ。
ブルースリー・ジャッキーチェンからのジェットリー、やっぱりカンフーはアジア人の方がミステリアスで似合うんだよね。

そこで、サ
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

2.0

賀来賢人、浜辺美波、2人ともとてもよい。声優顔負けだな。
敵対する国同士の王子と王女、つまりはロミオとジュリエットかなと思って観始めたけど

中学生ぐらいが対象かな
あちこちに違和感があるのだが、いろ
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.3

ドラマ版もそこそこ優秀で面白かったんだけど、ひとつひっかかるのは

裁判官の話しなんだけど、弁護士と同じじゃない?

職権発動して事件を調べる流れはさながらHEROなんだけど、まぁいいか。
事件そのも
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映画 ネメシス 黄金螺旋の謎(2023年製作の映画)

1.2

豪華な俳優で信じられないほどの低品質な演出。キャストを生かしきれてないのもあるが、そもそも脚本が幼稚で観る人を阿保だと思ってる。キャスト全員黒歴史確定。

脚本家が話題だが、この秦建日子は覚えておいて
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

2.9

こだわりを貫き理屈を排除したこれぞエンタメ。なんでなんだよこれ意味あんの?ばかりだが、それだけにラストまで予想ができないタランティーノの鬼作。自分も出演してるのに、見せ場が全くない。そこがいい。

オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

4.0

スタローン最高だよ...
この単純にして完璧な映画、まさにトップを超える熱い魂...
スタローンは主役でありながら、情けない男を演じるのがとても上手い。人間讃歌だ。ダメなやつでも人生を大声で叫ぶことが
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.2

豪華でいいんだけど...
ミステリ映画のどうにもならない問題のひとつに「2hしかない」というのがある。

時代背景、シチュエーション、登場人物、その特色、過去、動機、アリバイなど、事件が起きるまでに観
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.0

能年玲奈ちゃんがとにかく可愛い。
さかなクンはあのパッションを、いつでもどこでもずっと続けられるのは素晴らしい。そして多才でロック。
今作はさかなクンがどうしてさかなクンになったのか、なので主役はさか
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

2.4

みんな大好き鮫映画。
今回はマヤ文明と海底という、なかなかチャレンジングなテーマにて。
海のパニック映画は鮫が必須なだけに、だいたい同じストーリーになりがち、とくにB級以下はしかたないんだけど、これは
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アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

3.2

興行的には芳しくなかったとしても、これは作られるべくして作られたもの。申し訳ないけれどこれは、自宅で観たかった。これは酒飲みながらじっくり観るものだよ。福山雅治がナレーションをしていること、有田哲平、>>続きを読む

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

2.2

4年の歳月はシリーズとして致命的だったか 14歳は無理あるぜ...

ハーマイオニーことエマワトソンが名実ともにトップアクターになった作品。なぜかプロム(っぽいもの)があるし、なんか怖い。

あまりに
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

2.3

ケルベロス トロール ドラゴン ウェアウルフ ケンタウロス ユニコーン そして賢者の石

まずは入門編で、とにかくキャッチーな魔法世界をPRしたかったんだな。映画館で観た時は意識してなかった。CGも解
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

1.6

リドリースコットなんだけどなぁ...

エイリアンはいつからただのグロホラーになってしまったのか。そこに哲学は感じられない。

ひとはどこから来たのか

序盤で自問するもそれがただのポーズで終わってし
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.5

エンタメアニメーションの最終極点。
これ以上の表現はないのではないかと思う。ディズニーやマーベルのような、暗部を感じさせないエンターテイメントとしては、このスーパーマリオで完結しきっており、もう求めよ
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

1.8

この監督に出る俳優は、みんなわざとかなと思うほどに演技が棒なんだよな。セリフも演技がかってて、大学生の自主制作に近い、のがいいのか?主役が今泉姓なのは自叙伝にしたいのかな?
どのみち高評価はし辛い。好
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龍が如く 劇場版(2007年製作の映画)

3.0

映画としてはギャグ混じりのB級だけど、キャストが豪華で楽しいのと、ドンキホーテでの乱闘とか、取り直しができないのはなかなか気合の入った演出がところどころにあってよい。ゲームやったひとは楽しめる。

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

2.9

CATSとマスクオブゾロとジャックと豆の木、と不思議の国のアリスを混ぜたような作品。そもそもバンデラスが声優。

ネコを主役の映画としてはリズムよくまとまってるね。でもまぁこれ系のアニメーションは、正
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

そもそも、菅田将暉と有村架純のビジュアルが良すぎる。演技力もあるので自然だけど、この2人を周りが粗末に扱うことなんてない!現役ツートップが共演のラブストーリーなんだから、まず外さないと思ってたけど、序>>続きを読む

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.1

面白いとは聞いてたが、韓流は避けてた。

これ、邦画でも藤原竜也主演でやってなかった?と思いながら見始めたら、まさかのカーアクション!!ちょっとどういうテンションで観ていいのかわからん...サスペンス
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

1.7

いや、救いがないでしょう...
監督は「泣いてください」っていってたけど、泣けるひとはいるのか?

少子高齢化最前線の日本において、このテーマを扱う映画は多い。
どのみち救いがないんだが、出オチなだけ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.2

永野芽郁の辛いことがあってもいつも天真爛漫な性格、石原さとみの基本しっかりして愛情深いんだけど自分の幸せを求めるところ、大森南朋の実直だけど突発的行動をとるところ、田中圭の料理が好きないい旦那感、岡田>>続きを読む

HERO(2002年製作の映画)

3.3

残心や空白に美を感じるのは、日本人に極めて近く、とても素晴らしく感じた。

が、とにかく全員殺し合うのはいかがなものか。なぜあんたら闘ってるん?みたいなの連続だったり。

映画館で観た時は(あの頃もス
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