たけしゃん

活きるのたけしゃんのレビュー・感想・評価

活きる(1994年製作の映画)
3.0
中国の体制変化に翻弄されながらも「活きる」。
そこには感動が…なかったです。
映画だし物語なので主人公の「思い」は必須だ。
平たく言えばドラマ性を求めているので一本の筋は欲しい。
あらがう姿とか無念に打ちひしがれる姿があるから惹かれるのだ。
本作の主人公には「思い」が感じられない。
とんでもなく波乱万丈の人生であるにもかかわらずだ。

しかしラストシーンで皆で食卓を囲むシーンは
そんな人生でも「生きていく」感がヨカッタと思う瞬間だった。