まるたけ

非常線の女のまるたけのレビュー・感想・評価

非常線の女(1933年製作の映画)
2.5
セットやキャストなどバタ臭い感じで、当時の外国映画(どこの?)みたいなことがやりたかったんだろうな、というのは分かりました。

しかし、田中絹代の「ズベ公」配役に最後まで違和感。絹代さんの顔立ちと佇まいで、与太者の情婦というのは無理がありすぎる。さらに池田忠雄の脚本も何を描きたいのかよくわからず。

小津サンもこういう失敗を経て、オレはトウフ屋だ、ひたすらトウフを作るんだ、との思いを深めていったのかな、と。
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