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ラルジャンのyのレビュー・感想・評価

ラルジャン(1983年製作の映画)
4.6
賃金受け渡し→働いていること、雇用主

電話は電話機のみ、
「お金返さなきゃ」   「無理」
→電話「助けてくれ」


「審問を再開する」
開始するではなく、再開する、ここにブレッソン的省略のコツがある気がする

空間全体を写し遠近法的に"すべて"を見せるのではなく、
・奥手前だけでいい
・画面外の行動を知るための些細な痕跡が画面内にあればいい(動作に連動した体の揺れとか影とか)

事務所みたいなとこで女性が手紙を読む
「あの子は死にました」?
ベッドに寝る男の左腕の奥に手紙が落ちている。その床は汚い。他の男が拾う。その横のベッドで男が2人座ってそれを読む。!
例の男が泣いている。!!


「俺のせいであの人は牢屋に...おれが牢屋に入って一緒に脱獄する他ない…」
っていうストーリー・欲望だということをその2人が監獄内のミサに並んで「一緒に脱獄しよう」と言ったときに初めて観客が分かるという、完全な叙情性の排除の成功。

男が銀行帰りの老婆を狙って追っている!
→普通に家入る。親子だった。

殴られ、は打たれる側の持つコーヒーの揺れで示される。
いや親子じゃないっぽい。

斧で殺したのちは自白。連行され、おしまい。
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