Gocta

大阪の宿のGoctaのレビュー・感想・評価

大阪の宿(1954年製作の映画)
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重役を殴り大阪に左遷されてきた、人の良心を信じる真面目なサラリーマンの目を通し、住むことになった宿や職場の周りの人々の姿を描く映画。とても良くできた作品。

主人公に恋心を抱く芸妓、夫が失業中の女中、離れて暮らす子供のために働く女中、布地を騙され借金を抱えることになった娘、そして宿の女将など、悩みを抱える人々がとても上手く描かれている。女優たち、特に乙羽信子がとてもいい。
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