ミサホ

どん底のミサホのレビュー・感想・評価

どん底(1957年製作の映画)
3.5
ゴーリキーの戯曲を黒澤監督が映画化。…と言ってもゴーリキーは名前も知らなかったし、読んだこともなかった。

社会の底辺…つまり“どん底”に生きる人間たちの生と死。

ひと月前観て、途中で中断したままになってた。中断した理由は思い出せないけど、その続きを今日観た。こんな観方は良くないな…と思いながらも、病み上がりでイチから観る元気はなかった。

そんな鑑賞の仕方で、言うのもなんだけれど、あまりおもしろくはなかった。たぶん、おもしろかったら、もっと早く続きを観ただろうし、観るのが今日でもイチから観たであろう。

これまでの黒澤作品にあったような娯楽性はなく、ひたすら、下層の人間模様が描かれる。

土砂降りの雨が続くと、一気に崩れ落ちそうな掘立て小屋みたいなところに数人が同居してる。

皆さんが書いているように、左卜全が演じるお遍路の老人が印象的。確か印象的な台詞がいくつかあったはず。でも忘れちゃった。これはもう一回“中断ナシ”で観なきゃ。

もう一度観返したら、なんだか印象も変わりそうな気がします。変わるかな〜🫧
その際、加筆します。
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