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ペパーミント・キャンディーのkogureawesomeのレビュー・感想・評価

3.0

まるで走馬灯のような映画だった。
自殺する男が死ぬ寸前に今までの人生がよぎる。
この男に何があったのか。
3日前、
5年前、
12年前、
15年前、
19年前、
20年前。
この映画自体がもう20年ほど前の映画(1999年作品)だ。
話の中心には彼の初恋がある。20年の間に彼が失ったもの、変わったものを見続ける。やるせない。
1979年から1999年の20年の間に軍事政権から民主化をはたすなど韓国自体も変わっていく。
自分の20年も思い出したりした。

イランのアッバス・キアロスタミ監督がこの映画についてこう言っている。 「初めて観たとき、素晴らしい映画だと思った。
それからしばらくたっている今、本当に素晴らしい映画を観たと思っている。」
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