作品タイトルでマイナスのイメージを持たれてしまう恐れを感じますが、おふざけ映画ではありません。歴とした真剣な西部劇です。
今年の映画界は、多くの攻撃型エイリアンの襲来を受けましたが、何も現代に限らず、過去にも来ていた可能性もあるし、そう考える方が自然ですよね。
ジェイク(ダニエル・クレイグ)という名に、アバターを思い出していたら、音楽もどこかアバターっぽいものが多かったです。
西部劇の雰囲気を味わいつつ、敵が今までとちょっと違うだけです。そんな時は、今までいがみ合っていた者同士も手を取り合って、協力して戦わなくてはなりません。
そうする事によって、お互いの人間性に触れ、お互い知らなかったが故にいがみ合っていた事がわかってきます。この辺が一つの訴えたい内容かもしれません。
エラ(オリビア・ワイルド)はキレイですね。独特の魅力です。彼女は「トロン:レガシー」のクオラ役だったんですね。観てから気がつきました。ウッドロウ・ドルハイド大佐(ハリソン・フォード)もいい味だしているし、なかなかのキャスティングです。
一つケチをつけるとしたら、ジェイクが腕輪を付ける事になった原因に、ちょっと無理を感じてしまいました。もうちょっとだけ高度なストーリーが欲しかったです。
でもある意味、カウボーイとエイリアンの組合せは、映画界の先駆者ですね。今日封切りになったばかりですが、これからの批評が楽しみです。