荒井文助

ストーカーの荒井文助のレビュー・感想・評価

ストーカー(2002年製作の映画)
4.0
写真を撮ろうとした時、その画角の狭さに悩まされた事があります。

ここもあそこも撮りたいけれど、全部はどうしても収まらない。誰でもあると思います。

フィルターを通して見る画角のように、
世界を小さく切り取って眺めると

世界は明るくて美しいとスキップする人もれば
世界は暗くて怖いと嘆く人もいて

だけどみんな別世界の住人というわけじゃなく、カメラの向ける方向がちがっている…
ただそれだけだったりしたのか、リアリズムか、はたまた奇妙な世界の入り口だったのかもしれません

タモリさんならいう 笑
はい

同じ映画をみてるのに面白いと感じたり、じゃなかったり
同じ場所を撮っていても人によって写真が違ったり、ストーカーか変態か愛好者か、ボケたか
ピンと観る人にとっても主観で変わり、ラストも明暗がわかれそうな映画です😀

荒井文助

荒井文助