サラ

佐賀のがばいばあちゃんのサラのネタバレレビュー・内容・結末

佐賀のがばいばあちゃん(2006年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

 この戦後の時代の(主人公の少年の周りの)人々は、裕福ではなくとも心は決して貧しくはなかったというおばあちゃんを中心としたエピソードがいっぱい。
 個人的に緒形拳さんのお豆腐屋さんのシーンがほっこり。

 「拾うもんはあっても捨てるもんはなかと」
 というおばあちゃんの名言の一つは令和の現代において、もう時代が違うので全て従うべきというわけではない気はするけど、
 「断捨離」という掃除を度々計画して頓挫する(次こそは!)自分にとって、捨てるものとリメイクする物(DIYという奴の材料にもなる)を分別するのに更に悩ましい課題となりそうである;
 今はゴミも捨てるのもモノによってはお金がかかっちゃうしなぁ;
 
 名言の中には今の時代だとどうだろうってのもなくはないが、テストの歴史でわからないと「過去はこだわりませんって書け」ってのは一番ウケたw

 脇役で「れいわ新撰組」のあの人が出てるけど、俳優やってた頃のが良かったなぁ。別に今を否定するわけじゃないけど役者としての才能を思うとちょっと勿体ない気がする。
 吉行和子さんはぴったりの配役だと思った。
 
サラ

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