【最早何でもありのカニバリズム】71点
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監督:アンソニー・M・ドーソン
製作国:イタリア
ジャンル:ホラー
収録時間:98分
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そこそこ面白かったです。なんか最近こういう作品ばかり見ているような。ベトナム戦争で人肉の嗜好を覚えてしまった帰還兵が、次々に人を襲うという設定。もう何でもありだなと思えてしまうのですが、悔しくも最後まで割と飽きずに見ることができました。
人肉のうまさを忘れられない者達が人を襲うので、ゾンビとは言い難いのですが、まあやってることはゾンビと同じなのでゾンビ映画とさせていただきます。理性も普通にあるし、超人的になるというわけでもありません。ただし、噛まれたら個人差はあるものの、遅かれ早かれ人肉嗜好の頭になってしまうので、噛まれたら最後。もう何がなんだかわからないですよ笑 イタリアホラーっぽい安っぽくもそこそこグロテスクな描写も随所に散らばっておりまずまずかなと。
後半、この帰還兵達は一体何と戦っているのかわからないまま、下水道に逃げていきます。更生することも出来たのに、何とも欲望というのは恐ろしいものですね。誰がどう見ても帰還兵達が勝てる見込みがないので緊張感はあまりありませんが、設定としては結構のめり込めましたので、これはこれでありなのかなと感じました。最早スナック菓子のようにこういう映画は合間時間があれば見てしまいます笑
