まつこ

ザ・ガーデンのまつこのレビュー・感想・評価

ザ・ガーデン(1990年製作の映画)
3.6
もっと詞的でわかりにくい作品なのかと思っていたらとってもストレートな作品だった。キリスト、ゲイ、エイズ。カタツムリは雌雄同体。人の悪そうな賢者たち、原発、資本主義、消費社会。この世とあの世を彷徨うように断片的に語られる。最後はみんなでおめでとう。女の人に暴行されるところが辛い。ピンクの歌が和ませる。ふたりの運命は悲しいけれどふたりでひとつになれたのかと思うとそこまで悲しくはないのかな。庭から見えたお花はきっと別の世界でも美しく咲いているよね。
まつこ

まつこ