面白くない…。ゴダールの作品のなかでもワーストレベルでハマらなかった…。
現代の『聖母マリア』劇
前半の28分は『マリアの本』アンヌ・マリー・ミエヴィル監督作品。
両親が離婚したことにより精神が崩壊していくマリー。相米の『お引越し』やヴァームバックの『イカとクジラ』みたいな話で面白かった。
ただゴダールの『こんにちは、マリア』からなにこれ?ってなる。
ショットはどれも美しいが、同じことを反復ばかりしている。
処女を捨てさせられたマリーの葛藤を見事に描いているのはさすがに良かったが、時間かけすぎだし、キャラクターたちがよく分からない…。ジュリエット・ビノシュがちらっと出たりしてたけど役割分かんない…w
テーマとしては、戦争についての映画を撮ってきたゴダールが平和についての物語を書いたように感じてそこは面白かったです。
今一度、淀川長治さんの言葉「ゴダールは作家の前に哲学者なのね」というのがしっくり来た。
あとゴダールすぐ可愛い女の子を裸にするやんw変態かよwww