みかん

眠れる森の美女のみかんのレビュー・感想・評価

眠れる森の美女(1959年製作の映画)
4.0
実写マレフィセントが見たくてまずはこちらを観賞。
「眠れる森の美女」は、子供のころ「グリム童話」や「本当は怖いグリム童話」で読んだ怖くてドロドロした印象が強い作品。
ディズニーで見るのは初です。
今思うと、「本当は怖いグリム童話」って結構グロくてエロいので、子供が読むもんじゃなかったな。。。

話を戻して。
ディズニーは美しいプリンセスに美しい歌に美しいストーリー!
子供にも分かりやすい、まっすぐな表現。
展開も怒涛。深く考えたらいかんね。

子供のころは美しくて可愛いプリンセスって憧れるけど、大人になるとダークさが欲しくなる。
人の醜さも含めた美しさとか、物語の背景とか複雑な事情を深読みしたくなるもの。
昔から漫画や映画でも主人公より主人公を引き立たせる脇役のほうが好きになる。
だから、ディズニーに限らずヴィラン作品が流行るのは分かるな。私も好き。
マレフィセントも今から楽しみ!

本作は、森や森の小屋とか、お城の描写が、絵本の中みたいな緻密な色彩と綺麗さにびっくりした。
クオリティの高さ、世界観の作り込みの素晴らしさが、ストーリーよりも本作の一番の見所だと思いました。
これが60年前の作品ってことに驚き。
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