鍋山和弥

スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

『スケバン刑事』は、昭和アイドルの頃の、作品って感じがする。昭和の、不良のようなセリフを、アメリカ育ちの、女子高生が、しゃべる。場所が、日本なんだから、セーラー服で、戦う設定は、良いとして、セリフは、その時代の、女子高生っぽいセリフで、良かった気がする。それとも、『レイカ』を、今風の、女子高生みたいな、スケバン刑事にして、昭和の不良に、見立てた、『麻宮サキ』と、対決させたかったのかな?でも、それなら、今風の『レイカ』を、敵に見立てるのは、やめて欲しかった。何だか、今風の女子高生が!悪いみたいじゃん!!対決させるなら、最初敵だったが、後から、『スケバン刑事』になったとか、共同捜査で、腕試しで、対決したとか、その方が、良かった。学校での様子は、思いっきり、イジメっ子設定だし、・・・・。イジメは、悪いけど、『今風の女子高生=イジメっ子』ってイメージは、おかしい。敵側に、あれだけ、人数いるんだから、『麻宮サキ』と『レイカ』は、手を組んで、戦うでいいはず。『麻宮サキ』と『レイカ』の対決が、ネタにしか見えない。アクションシーンが、見応えあったから、この点数だけど、内容は、ボロボロ。ただ、イジメ問題に、真摯に、向き合った所は、好印象。あと、レザースーツの、『麻宮サキ』って所も、ちょっと、違和感。『レイカ』と『麻宮サキ』の、共闘で、ラストにすれば、必要なかったんじゃない?セーラー服姿のままで。まあ、いろいろ言いましたが、この作品は、アクションシーンを、楽しみましょう。
鍋山和弥

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