このレビューはネタバレを含みます
夏なのでホラー。しかも2からという邪道。なんといっても川村ゆきえが見たかったのだ。
口裂け女の伝説はなんとなく知っていたけれど、今回の映画はその発祥譚なんだろう。なるほど確かに口裂け女の伝説になりそうな物語だ。ちょっと若すぎる気もするけど元陸上の選手で、裁縫ができて、口が裂けている。こじつけがうまい。そのためだけに昭和50年代のセットを用意するその情熱!すごいよ!
しかしそこだけに注力したのか、怖さはそんなにはなく、うーん、怖かったのは最後の最後のCGだけかなあ。あきらかに雑なところがいくつも、、、
その雑さ加減は後半に行くに従って顕著になり、川村ゆきえのキャラがいきなり変わりすぎ、包丁刺さりすぎ、シャッター穴空いてないじゃん、などなど。もっと真実、、もっと怖がらせてもよかったかな。