岩下志麻というより岸田今日子の狂気を観る映画だった。芦田伸介と室田日出男が渋かった。
物語に必要ないからなのだけど、若い男が一切出てこず、ひたすら、なんか腹立つおっさんが出てくる映画。
日本人形ととおりゃんせで、ミステリー期待させておいて、無駄遣い。操り人形と往来でかけたのかもしれないけど物語として別に面白くない。
杉浦直樹が演じるライター母田の台詞とジャケットの柄がなんか嫌で集中できなかった。
この時代の偉そうなおっさん文化が蔓延る日本社会に生きていなくて良かった、っていう謎の印象だけ残った。