昼行灯

はいからさんが通るの昼行灯のレビュー・感想・評価

はいからさんが通る(1987年製作の映画)
3.4
これ漫画原作知らないと全くついていけないこと間違いない💦☝️あおえとうせいマジ誰状態だし、環の説明もなさすぎ😭そして蘭丸の不在😭😭悲しすぎる ビジュも大和和紀作画に似合う俳優を用意して欲しかった😭青江もはやおじじゃん😭ラストの震災も、原作が大正の時代背景を物語展開に深く絡ませてるから理解出来てたのに、急に説明なしで来るから大丈夫なん?という。
あと、原作が大正期の女性解放運動を第二波フェミニズムに合わせて遡及的に主題化してることを、わざわざアイドルを主演に据えて映画にするとはどういうことかを監督はもっと戦略的に考えてたらより面白くなったかも?それにしても、女性解放運動の肯定と、ロマンティックラブイデオロギーの崇拝が同時に起こってることの違和感がすごかったなあ。おばあ様、おじい様の前で昔の恋を孫に強制するなよっていう。一人の女の恋を家系で成就させようとしてるのが怖い

あとまあ原作でもそうなんだけど、男が地方に行ってからさらに国外まで行くことによってすれ違うのはまさしくメロドラマ的だなーと思った。ヒロインが別の男と結婚してしまうところも含めて、もはや君の名はやん。ただはいからさんではエンドロールで2人の写真が飾られてるから、ハッピーエンドが確実なのはやっぱアイドル映画というか少女漫画なのかなあ。
あとはいからさんが通る映画化をきっかけに卒業式で袴を着る習慣ができたと聞いたことがあるけど、さして南野陽子は袴を作中で着てなかったな。
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