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レッド・バロンのパンのレビュー・感想・評価

レッド・バロン(2008年製作の映画)
4.6
これはもっと評価されるべき。
実在した第一次世界大戦のドイツ軍エースパイロット、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンの伝記映画だ。
彼の通称、赤い男爵(レッドバロン)とは真っ赤な彼の機体によるもの。

しかしこの頃の戦闘機って凄いカラフルでお祭りみたいなんだよな。
デザインも色々あってサーカスみたいだw

スターリングラードのように他のドイツ制作映画と同じくやっぱ音楽が素晴らしいなあ。この映画のメインテーマ大好き。
この時代のパイロット達は本当に墜落や撃墜率が高く平均寿命はたったの17日だったとされている。

主人公が言った「何故危険なのにパイロットになるのか?飛びたいからさ!」という率直な言葉に全てが詰まってると思う。
やっぱ空へのロマンや憧れ、そのためなら死んでも良いという命知らずがこの時代のパイロット達なんだなあと思った。

勝てない戦いは絶対にしないという彼の信念も意外だった。
臆病と賢さは紙一重というね…
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