こんなにしっかりした予算があまりない映画が珍しい、スタイルと作風は本当に印象的だ。主人公もかっこいい。内容についてはメランコリックなチンピラ物語で充分興味深い。
ロシアがウクライナを侵略したからあちこち話題になった、今度観るつもり続編も。結局監督も主役の俳優もすでに死んで神話になってありがたいことかもしれない。
フィルマークスに「Брат 2」が記入されていないから観たあとにここにレビューを入れる。
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「Брат 2」8点
これヤバかった。こんなにステレオタイプが多い映画は多分初めて観た(特に黒人に関して)、気持ち悪くなるほど反米だけど、まあ映画としては流石。スタイルや作風などが印象的だ。1985年韓国の「ディープ・ブルー・ナイト」に少し似てる。最後の撃ち合い場面も随分韓国風だ、韓流以前の作品なのに。
国粋的映画だとでも言えるかもしれんけどせめて監督も主役の俳優もすでに亡くなっているからせめて現在のプチン狂気には直接の関係がなくて良かった、この映画のセリフをプチンがよく使用しているのにね。