このレビューはネタバレを含みます
キッド、平次、白馬、県警の刑事たちも出てる当時のキャラクターのオールスター映画。
話自体は大学の犯罪サークルからガチの犯罪者集団になった奴らの愛憎劇だったので、劇場版向きかと言われると若干地味な印象。
最終パスワードが自分の名前は笑った。
アクションシーンはそこそこあり。
ビル内に何故かバイクで突入してくる殺し屋達。
拳銃もってるならそのままくれば…笑
それぞれ見せ場がちゃんとあって良かった。
個人的MVPはおっちゃん。
刑事達の前でわざと悪態吐きながらも秘密裏に蘭達の警護を頼んだり、妃英理に弱音を吐きながらも、きちんと事件を推理し一人で真相の手前まで辿りついてた。
それだけに、コナンと平次に気絶させられて最終的にはコメディ要員で終わってしまったのが残念…
爆発から子供を庇う横溝警部や、バンドの爆発が迫る中最後まで子供達と一緒にしようとする博士と目暮、白鳥警部達大人組が渋すぎ。
キッドの変装や、園子の無くなったバングルがキッドに繋がっていたりと小さい伏線を回収してたのも個人的には好きなポイント。
締める所は締めて、美味しいところもきっちり持っていくキッドカッコよ。
そしてちょいちょいポエミーになるコナン君。
ランドから離れないように、スーパースネークに乗せないようにと、あの手この手を使って奮闘する哀ちゃんが可愛すぎた。
2024 263
