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至福のときのprocerのレビュー・感想・評価

至福のとき(2002年製作の映画)
3.7
 大好きチャン・イーモウ監督作品。
今までの作品にひとつもはずれが無いだけに(紅いコーリャンはキツイ)
自然と期待が高まります。
今回はリストラされた無職の中年と、
眼のみえない少女が主軸となって話が進みます。
少女演ずるドン・ジエの自然な演技、
今回もイーモウ監督は憎たらしい人物を登場させていますが(笑)
それもこの作品には必ず必要な存在だと感じました。
あたたかな作風は今回も期待を裏切らず、ほっとさせてくれます。
ラストについても流石といえる終わらせ方です。

 物欲や、権力欲など数々の欲を超えた人間本来のやさしさと
愛情をみることができました。
チャン・イーモウ監督に乾杯(かんぺー)です!おすすめ!
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