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ヴィクトリア女王 世紀の愛のひでGのレビュー・感想・評価

3.4
冒頭、もうそんな歳ではないのに、階段を
母に手を取られて降りてくるヴィクトリア

次の女王(国王)となることが決められている。

日本史でも「聖徳太子は推古天皇の摂政だった」て、習ったように、

イギリスでも、国王が幼い場合は、摂政を置くらしい。

ても、ヴィクトリアは、これを拒否。
母やその仲間の権力者と対抗していく。

正直、中盤まではもたもたしていて、あまり乗れなかった。

でも、そんな停滞している映画を終始引っ張っていったのは、
若きエミリー・ブラント。

気品もあり、やる気もあり、キュート
だけど、強情、でも、まだ幼い、

そんなヴィクトリア女王を見事に再現していた。

ラブロマンのくだりは、なんとも微笑ましくて、爽やかな印象。

イットキノ幸せという感じ。

結婚してからの葛藤で、よーやく
面白くなってきたぞ!と膝を打ったのだが

そこから割とあっさりまとめてしまった!

はあ、そうでしたか、的な作品ではあるが

繰り返すが、エミリー・ブロントは
その後の活躍がここの時点で見えていた
ような力演です。

作品としての深みはやや足りないかな。
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