ジョン・ウー監督×チョウ・ユンファ主演の作品を崇拝している立場からすると、かなり物足りない作品ですが、25年ぶりに観ると、それほど酷いわけでもありませんでした。序盤の演出はB級感がありますが、ミラ・ソルヴィーノが登場したあたりからの展開はそれなりに面白いです。
ただ、物語的には何もありません。チョウ・ユンファのハリウッド進出とアントワン・フークア監督の長編映画デビューをリアルタイムで観られたのはラッキーでしたが、もう少しまともな脚本はなかったのものかと…。
1999年の「マトリックス」でハリウッド映画のガンアクションがシフトチェンジする前年の作品としては、かなりまともなはずです。