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エイリアン4のSEIJISANのレビュー・感想・評価

エイリアン4(1997年製作の映画)
2.5
「人間離れした強さ」を感じていたリプリーが本作では遂に「人間から離れて」しまった(笑)監督に「アメリ」を撮ることになるフランス人、ジャン・ピエール・ジュネを迎えて、ヨーロッパ特有のヌメヌメしたような、ヌルヌルしたようなアメリカではない独特の雰囲気を作品に与えています。前作のデヴィット・フィンチャー、前々作のジェームズ・キャメロン、初代監督のリドリー・スコットと監督選びが絶妙過ぎる!リプリーはクローンとなる。そうか前作からどう繋がるのかと思っていたら、そうきたか...。ここまで力業で臨まれると、人間の力では及ばない力に感じるので多くは語れない...。クライマックスのエイリアンとリプリーとの目と目の会話は少しエイリアンに同情してしまった💧作品自体はとっても良く出来ていますが、個人的にスプラッター描写が大の苦手なので、その分マイナス...。その点がOKな方なら大満足の一作でしょう。シリーズ第4作目にしてこの完成度!!迷走した同じSF作品の「ターミネーター」とは大きく異なりますね!
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