SEIJISANさんの映画レビュー・感想・評価

SEIJISAN

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のび太の結婚前夜(1999年製作の映画)

2.5

原作を読んでいなかったら心が震えていただろうな。オリジナルの展開が多くて、感動させるポイントがミルフィーユのように幾層にも重なっている...。短い上映時間の本作ですが、感動させることに時間を使いすぎな>>続きを読む

プレデター(1987年製作の映画)

4.5

シュワルツェネッガー対宇宙の狩人🏹前半の戦争アクションも見応え充分。中盤から本題に入ってきます。恐ろしいほど強い謎の影。クライマックスは武骨なタイマン勝負!!熱い作品ですねー。そして宇宙人のデザインが>>続きを読む

オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

2.5

ニューヨークの街並みがとても綺麗。でも、主人公の女癖(女性の敵レベル)の悪さは汚い...。元恋人の娘と恋に落ちる中年男(自分と近い年齢だから「中年」って少し傷つく)。これだけでも嫌な設定なのに更に浮気>>続きを読む

ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!(1994年製作の映画)

2.5

原作既読。とっても面白い作品(でも当時はヒットせず...)。90年代に帰ってきたウメ星デンカ!太郎くんとデンカの出会いの場面はある程度原作に忠実。後半はアニメオリジナル。オリジナルは「ドラえもん」寄り>>続きを読む

トゥルーライズ(1994年製作の映画)

3.0

公開された時はTVで特番組まれたりして注目度が大きかった記憶があります。僕も観に行きました。勝手に「ハードアクション作品」を期待していたら、「アクションコメディ」だったので驚きました。ベタベタのギャグ>>続きを読む

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

2.5

ブルース・リー映画にはよくある「復讐」モノです。いとこの紹介で働き始めた氷工場。が、そこは麻薬の密売所でもあった!その事実を知った者は殺される...。犠牲者リストにはリーを誘ったいとこも名を連ねること>>続きを読む

クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち(2004年製作の映画)

2.5

宗教の絡みが多くなり、サスペンス色よりもアクションシーンの方が多くなった「クリムゾンリバー」の第2弾。重厚さを出そうとしているものの、それが功を奏していない。「顔が見えない修道者」の謎は少しやりすぎ感>>続きを読む

ブロークン・アロー(1996年製作の映画)

3.0

ジョン・ウー監督の「作家性」が濃くなってきた作品。でも後々の作品を知っているとまだまだ薄い。主役にクリスチャン・スレーターというのが弱い。やはりそこは「フェイス・オフ」で出演していたニコラス・ケイジく>>続きを読む

クロッシング(2009年製作の映画)

2.5

定年退職間際の警官、潜入捜査中の警官、生活費稼ぎのために不正を働く警官。三人の警官の物語が同時進行。それぞれの物語の結末やいかに!?3つの物語がどれも濃い。見応えあり。でも盛り上がりには欠ける。3つの>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

ついに観てきました!とてつもない傑作を観に行く心構えができていたのに、観終わった後は打ちのめされました。感想の言葉がなかなか出てこない。時代を越える作品を観られたことだけは理解できました。IMAXで観>>続きを読む

復讐の荒野(1950年製作の映画)

2.5

邦題が内容とかけ離れているのが残念。父と娘の揉め事を描いた異色の西部劇。驚いたのは大農場主が自分で通貨を発行していること!こんなことが昔は本当にあったのかな?如何せん古い映画なので時々「おやっ?」と思>>続きを読む

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.0

ヌーヴェルバーグとかはわからないけど、綺麗な映像とシュールな笑いの掛け合わせは良かったです。「じゃあ、笑いましたか?」と聞かれると「いいえ」と答えますけどね(笑)この頃の笑いのブームか知りませんが「カ>>続きを読む

コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.0

ドイツでのサッカーの夜明けを描いた本作。今は苦労しているけど、昔からサッカーを観てきて身としては、ドイツには「敵わない🇩🇪」と思わせるオーラがありました。実話を元にした作品で、様々な問題や葛藤を乗り越>>続きを読む

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

4.0

面白いですねー。クリス・タッカーのマシンガントークとジャッキー・チェンのコミカルなアクションがバランスよく組み込まれていてオープニングからエンディングまで途切れることなくズーッと面白い。コメディパート>>続きを読む

少林寺(1982年製作の映画)

2.5

リー・リンチェイ主演!真面目に少林寺拳法を紹介するシーンから始まる。肝心のストーリーは「古きよき香港映画」ど真ん中なので深さはなく、アラが目立ちます。主人公が少林寺に入門→うまくいかなくて寺から出てい>>続きを読む

21エモン 宇宙(そら)いけ!裸足のプリンセス(1992年製作の映画)

2.5

21エモンですが、本作のストーリーは藤本先生の作品で「モジャ公」から拝借。「モジャ公」は「21エモン」の連載終了をうけて、後継作品として発表されて作品。ブラックユーモアに溢れた隠れた名作。それにお姫様>>続きを読む

チンプイ エリさま活動大写真(1990年製作の映画)

3.0

藤本先生最後の連載作品で未完の作品。とっても面白かっただけに未完なのが惜しい。その劇場版。エリちゃんは元気一杯で魅力的な主人公。藤本先生は「エスパー魔美」といい、魅力的な女の子を描くのがうまいです。チ>>続きを読む

エスパー魔美 星空のダンシングドール(1988年製作の映画)

3.0

原作にエピソードを付け足して劇場版とした本作。監督は原恵一さん。僅か40分程度の上映時間だけどうまくまとまっていました。原作ファンも納得の仕上り。綺麗ごとだけではない現実の厳しさ。それを「エスパー」と>>続きを読む

パーマン バードマンがやって来た!!(1983年製作の映画)

3.0

第2期「パーマン」の劇場版。原作の1話を少しだけ脚色しています。僕の世代は「特撮氷河期」で、リアルタイムとしては「仮面ライダー」も「ウルトラマン」も元気が無かった。その代わり「藤子アニメ」が元気一杯で>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

何から何まで最高です。何度観ても、と言うか何度か観た方が面白さがよくわかる。細部に至るまで完璧に作られているから。こんなに愛され続けている作品も珍しいですね。一部のマニアではなくて万人に愛されている作>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.0

原作は好きで読んでいました。「あのストーリーをどうやって映画に落とし込むのか?」興味津々でした。内容は原作とは別物です。が、「聖闘士星矢」に傷をつけない仕上がりにはなっています。主役の日本人俳優、新田>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

2.5

スティーブン・スピルバーグ監督が名作ミュージカルをリメイク。本当に何でも撮れるのだなぁと感心していたら、ミュージカルを無くした方が面白かったのでは?と思わせる出来でした。映像がハレーションを多用したそ>>続きを読む

21エモン 宇宙へいらっしゃい!(1981年製作の映画)

2.5

原作は何度も何度も繰り返し読みました。一般的にはあまり人気が出なかった作品みたいですけど、僕は大好きです。そんな「21エモン」の初アニメ化作品。監督は藤子作品なら安定の芝山努監督。ストーリーは原作から>>続きを読む

猛獣大脱走(1983年製作の映画)

2.0

大昔に「ゴールデン洋画劇場」で放送されて幼い頃の僕は観た記憶があります。ボンヤリとした記憶しかないので、初試聴と同じです。改めて観た感想は「よく本作を土曜日の21時に放送したな...」とうものでした。>>続きを読む

地球が静止する日(2008年製作の映画)

3.0

古典的SFの名作「地球の静止する日」をリメイク。VFXを使いまくって世界的な大災害として描くのは旧作では無かったところ。キアヌ・リーブス扮する宇宙人、クラトゥはとても良かった。いつ見ても格好良い。ただ>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.5

原作は名作SFだけど、まさか原作よりも面白く感じるとは...。時間軸を示すのにエキストラや背景を使って説明無しに理解しやすく描いていて、それも緻密に描いている。本当に凄い。この年齢になると高校生達が懸>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.5

何回観ても圧倒的な面白さ。宮崎駿監督の作家性を感じられます。「未来少年コナン」だし「天空の城 ラピュタ」。ゲストキャラクターには「アルプスの少女ハイジ」からオンジと子やぎのユキチャン。最後に「水没した>>続きを読む

ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE(2013年製作の映画)

3.0

TVスペシャルの方といつも混同してしまう。こちらはTVスペシャルの続編となる劇場版。ルパン三世は他の作品とのコラボレーションするけど、本作は絵柄も全然違う「名探偵コナン」とのコラボレーション。不思議と>>続きを読む

劇場版AIR(2004年製作の映画)

2.0

「劇場版」とのことですが、他は知らないので理解できるか不安でした。幸い理解はできましたが、絵が...受け付けないタイプの絵で...。声優さんも媚びたような発声で更に苦手...。でも観ていくと意外や意外>>続きを読む

宇宙刑事ギャバン THE MOVIE(2012年製作の映画)

3.0

宇宙刑事ギャバン。この名前を聞くと無条件に血が沸き立ちます。「あばよ涙よろしく勇気」。始まってわかったのは「二代目ギャバン」が一人立ちする物語だということ。驚いたのは二代目ギャバンの方が大葉健二さんの>>続きを読む

ローラーボール(1975年製作の映画)

1.5

ディストビアな未来の世界(2018年だけどね)で人気スポーツ「ローラーボール」。花形選手の主人公は突然チームから「引退勧告」を受ける。何故彼は引退を強要されるのか...。2時間オーバーの上映時間。その>>続きを読む

レッド・スカイ(2013年製作の映画)

2.5

大量破壊兵器を無力化するために集められた戦闘機パイロット達は7年前に不名誉除隊を命じられた男達だった...。戦闘機アクションを期待していたら地味目な潜入アクションでした。ストーリーも不必要に複雑にして>>続きを読む

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

2.5

アントニオ猪木さんのファンムービーでした。関係者の方々の証言から「アントニオ猪木」という人物を定義する。皆さん心酔されているので「猪木さん」と言うより「猪木賛(さん)」って感じです。自分もアントニオ猪>>続きを読む

格闘技オリンピック 四角いジャングル(1980年製作の映画)

2.5

ドキュメンタリーと映像を恣意的に切り貼りしたような場面が混ざったような作品。一般参加のキックボクサーらが自分の夢を、人生を賭けてトレーニングを積むシーンは面白かったです。極真空手の「100人組み手」や>>続きを読む

幸福のスイッチ(2006年製作の映画)

2.0

駆け出しのイラストレーターが勢いに任せて辞表を出してしまう。そこへ電話が。その電話は実家の電気屋を手伝うことをお誘いの電話だった。仕事を通じて人との合流を重ねることで主人公の心に変化が現れる...。見>>続きを読む

博士の愛した数式(2005年製作の映画)

3.0

寺尾聰さんと深津絵里さん出演作。記憶が80分しか保てない天才数学者との間に生まれた心の交流を静かに描く。大きな事件など全く起きないけれど飽きさせない作り。こういう作品はいいですね。エンディングは「あれ>>続きを読む

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