確かにW.スミスは主役を張れる器量だし、この話も割と奇をてらっていて興味も惹く。
でもどうしても彼の事が苦手だ。
ちょび髭のせいかと思っていたが、今回は生えてなかったのでそうではなさそうだ。
多分自分でスーパーヒーローもしくは神という設定で、制作主演をやってしまうその精神構造が苦手なんだと思う。
ただの僻みかも知れないが。
C.セロンやJ.ベイトマンのキャスティングや、
普通の主婦の生活を満喫していたメアリーの衣装もぱっくり胸元が開いていて、その辺りのセレクトにも口を挟んでいそうな感じも苦手なのだ。
ただの当て推量だが。
そう考えてしまう程、彼の俺俺感というか自己主張は強い。
それが結局苦手な原因だと思う。
それに世界を救うスーパーヒーローの筈なのに、ニューヨークで目に付く悪党の相手をしているだけだし、最後の病院のシーンにしても、恨みを買った私闘でしょ?
アメコミっぽい。
でもいじめっ子の高い高いシーンは面白かった。