1960-61年の香港で、育ての母との心身両面の愛憎関係に苛立ちつつ複数の女性と関係を持ち、実母探しの旅先のフィリピンで不慮の死を遂げる青年。時代設定とストーリー、アウトロー(モテるという男性幻想つ…
>>続きを読む脚のない鳥が地上に降りるのは死ぬ時だけだと信じていたが、飛ぶ前から死んでいたのだと死を前にして気づいたのは、自分が養子であると知ってから感じてきた生きづらさに対して「最初から死んでいるも同然の命」と…
>>続きを読む初ウォンカーウァイ
基本的にカメラがアイレベルより高い位置にあり、うつむくと表情は見えにくく陰もできるため、演技では伝わりきらない内面にある憂いが浮き出てくる。
雑多に物が写り込んだ画は一見無秩序に…
Nighthawksな夜更かしする人々の人間模様。終始ほぼ深夜だったり暗い画面の中で、夢なのか現実なのか彷徨うような雰囲気。これまた美術センスが素晴らしい。
最後にヨディが死ぬ間際にタイドが1分の話…
「1960年4月16日3時1分前君は俺といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。この事実はもう否定できない」
この台詞は今までの作品や監督自身の思想を一言にまとめたような究極的な表現だと…
画面の影の色がずっと緑〜黒で、白の部分が白じゃなく薄緑っぽい色で統一されてて綺麗だった。ほぼずっと夜で雨ばっかり。演出だろうけど香港って実際雨多いのかな?それに加えて建物の壁や床が寂れてて、湿っぽい…
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