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クライヴ・バーカー ドレッド[恐怖]のhideharuのレビュー・感想・評価

2.7
2020.2.27 DVDで鑑賞。
そういえばこんなの持ってたなって思い出して。

クライブバーガー原作という事で本作と「血の本」がほぼ同時に映像化された。でも人気が無かったのかDVDスルーで、更なる映像化は無かった。

本作は大学生のスティーブが胡散臭いクウェイドと組んで人々の持つ恐怖体験のインタビューを撮影して課題にしようとする。
それにスティーブの女友達イビーやシェリーを巻き込んで悲惨な最期を迎える。一種の胸糞な映画。
バーカーが原作だから露骨にグロい描写とかあります。

狂っているのはクウェイドで他人の恐怖やトラウマを突き付けて精神的に追い詰めて自分自身のトラウマを克服しようとしているのか、それとも彼はすでにトラウマ体験により狂ってしまっていたのかも。

身体の半身がアザで覆われているイビーを追い詰める下りは本当に胸糞悪かったです。
ラストも救われない。

やたらと他人に自分のトラウマや苦手な物を話すのは良くないという事ですね。
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