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ゾンビハーレム
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目次

『ゾンビハーレム』に投稿された感想・評価

ドキッ!女だらけのゾンビ天国!!!

因みにおっぱいポロリは無いです。(首、内臓ポロリはあるよ。w)




妻に去られた冴えない男、ヴィンス。
ヴィンスの友人達は彼を励まし勇気づける為に、友人の一人の故郷でもあるとある町に皆で旅行に行く計画を立てる。
その町”ムードリー”は山に囲まれた田舎町だが、女の人口が男の4倍という男日照な町だった。
友人達はそこで女に囲まれバカ騒ぎをして、イヤな事を忘れちゃおうという魂胆だった。

そんなこんなでムードリーにやってきた一行。
しかし何故か町には人っ子一人おらず、怪しい気配に包まれていた。
ようやく第一村人を発見した一行だったが、その女は凶暴なゾンビだった!
ムードリーの女達がゾンビ化し、町中の男を血祭りに上げていたのだ!!!!!




住民の女性全員がゾンビ化した町に取り残されたボンクラ男達が、町からの脱出を図るゾンビ・コメディ・パニック。

監督は傑作おバカスプラッター「ALIENS エイリアンズ」を手掛けたジェイク・ウエストさん。
「ALIENS エイリアンズ」の再鑑賞を機にずっと気になってた本作をようやっと鑑賞。



今作は「女だけがゾンビ化する」という馬鹿馬鹿しい設定に加え、ゾンビ側がやたら個性的。
シザーウーマンな女ゾンビやフィンガームシャムシャおデブゾンビ、出っ歯歯医者女ゾンビに標識で殴ってくる交通整理女ゾンビ等…変な連中のオンパレード!!!
(マカロニ系ゾンビのオマージュ…なワケ無いよな。w)
因みに女全員がゾンビ化してるので、邦題から連想させられる様なエロス要素はありません。
(エロ要素が欲しいなら「ゾンビ・ストリッパーズ」でも借りましょう。w)

そして、対する主人公グループが見事なまでのボンクラなのも良い。
序盤の妙な仲良しっぷりに始まり、終盤に見せる爽やかな友情物語も無駄に爽やか!
またボンクラとは言えちゃんと仲間を見捨てない、馬鹿だけど好感の持てる連中なのも良かったです。
(「ゴースト・キラーズ」の主人公グループも見習って、どうぞ。)


お話もやたらテンポが良く、ゾンビパニックが発生してからはおバカコメディ描写の連続と、何処かおバカだけどキチンとアイディアを練ったサバイブ描写の連続で終始飽きずに楽しめる。
(ゾンビを欺く場面は間違いなくショーン・オブ・ザ・デッド」のオマージュだろうな…。)
クライマックスは妙に熱い展開に加え、「それでいいのか!?」と思いつつも妙に爽やかなオチ等、最後まで楽しませてくれます。

なお、コメディタッチなゾンビ物ながらゴア描写も中々。
「ALIENS エイリアンズ」に比べるとグチャ味噌度は減ったが、内臓が出たり頭を叩き割ったり、首を撥ねたり解体されたりと血みどろっプリは文句ナシです。



一応気になる点としてはアンチフェミ的要素が中途半端に感じたのと、主人公側のキャラをガッツリ描き切れてないのはちょっと気になった所。
後、やりすぎはっちゃけ感がある「ALIENS エイリアンズ」に比べると、今作はやや小綺麗に纏まりすぎてる感はあったかな。
(まぁ、アンチフェミ要素は「ブラック・クリスマス」に比べれば全然マシだし、綺麗に纏まってるのに対する不満は個人差があるだろうけど。)


そんなこんなで、他のゾンビコメディ映画の著名作にも負けない、メチャクチャ楽しい映画だったべ!!!
こんな面白かったなら、もっと早く見りゃ良かったなぁ。w
何はともあれ、コメディ系ゾンビホラー好きなら、押さえておいて損はないオススメの逸品でございます。
妻に去られた友達を励まそうと、野郎6人でムードリーという女が男の4倍の人口という町にやって来たのだが…

そもそも、人を励ます場合じゃない奴らばかり。(笑)この旅行によって自分も離婚されちゃいそうです。

そんなリスクを背負い、ハーレムを求めてやって来たはずが、何と女性全員ゾンビ化しておりまして、ハーレムどころじゃないという…

女性しかゾンビに感染しないという設定なので、噛まれてもゾンビになりません。食料になるしかないのです。

果たして男達は、無事に帰れるのでしょうか…

ゾンビが、生前の職業色がよく出ていまして、花嫁だったり、美容師だったり、歯医者だったり…
歯の治療で削る、キーーン!ってやつを持って追いかけて来るのは嫌だわ。(||゚Д゚)
あっ、ケーキがロウソクじゃなくて、切断された指が立ってたのが気持ち悪かったな。

そんな感じで、ゾンビ物の中ではなかなか頑張っていたのではないでしょうか。

ラストも、ブツ切れ具合いが何とも青春映画ぽくて笑えました。

今日までGYAO!で観れます。
タケオ

タケオの感想・評価

2.6
 正直、これほどまでに評価しずらい映画は久しぶりだ。どう言葉に落とし込むべきか未だに悩んでいる。やる気とアイデアに溢れた楽しい映画なのは間違いない。しかし本作の根底にある女性蔑視(ミソジニー)を、ギャグとして受け入れることがどうしても出来ない。何も考えなければゲラゲラと笑えて楽しい作品なのだろうが、その根底にある価値観にはやはり相容れないものがある。引き裂かれるようなこの感覚を、どう消化するべきか。
 もちろん、「女性に対する怒りや不満」を芸術として昇華しようとする姿勢を否定するつもりはない。『気狂いピエロ』(65年)、『アニー•ホール』(77年)、『(500)日のサマー』(09年)など、監督自身の異性に対するパーソナルな感情を形にした映画は数多く存在する。しかしいずれの作品も異性を一方的に批判することはせず、最終的には自己反省というテーマへと辿り着いていた。だが、本作にはそれがない。「女は全員最悪だ、俺たち男は戦うぜ‼︎」という、あまりにも短絡的かつ偏見に満ちた結論しか導き出すことができていない。『マッドマックス 怒りのデス•ロード』(15年)や『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(20年)など、本作とは対照的に「男根主義的な社会に対する女の怒り」を描いた作品も近年では数多く制作されている。しかしいずれの作品でも、彼女たちが牙を剥くには十分すぎるほどの現実や理由が作品内でしっかりと描かれていた。本作の主人公たちの幼稚な姿とはとてもじゃないが比較することができない。何故なら、離婚の傷心旅行として女性人口の多い町を目指し、セックスによって「男らしさ」を取り戻そうとする本作の主人公たちこそ、『マッドマックス〜』や『ハーレイ•クイン〜』の敵として描かれていた「男根主義的な思想」そのものを体現する存在だからだ。
 しかし本作がクレバーなのは、そんな物語に「ゾンビ」と「アメリカン•ニューシネマ」という2つの要素を加えることで、「男根主義的」な物語にツイストを加えている点である。ジョージ•A•ロメロ監督の『ゾンビ』(68〜)シリーズの根底に「共産主義」という新たな価値観の大同に対する恐怖心があったように、本作からは「女性の社会進出」や「女性解放運動」に対する男の「去勢恐怖」が垣間見える。また、そんな女ゾンビだらけになってしまった町で孤立していく主人公たちの姿には、己の生き様を変えることができず時代に取り残されていく『明日に向かって撃て』(69年)や『ワイルドバンチ』(69年)といったアメリカン•ニューシネマを彷彿とさせるものがある。「女性の社会進出」という新たな時代の流れに置いていかれながらも、それでもなお「男根主義的な思想」を捨てることができない哀れな男たち。「まさかこんな形でアメリカン•ニューシネマを現代で再現できるとは」と驚かされたのもまた確かである。
 しかしだからといって本作が、「男根主義的な思想」や「女性蔑視(ミソジニー)」といった問題に対して納得のいく結論を用意できているかというと、やはりその答えは「No」だ。本作には主人公たちの一方的な主張しかなく、「女性の社会進出」を「去勢恐怖」の対象としてしか描くことができていない。「共存」や「相互理解」といった、人間に本来備わっているはずの豊かな可能性を蔑ろにしてしまっている。そもそもの話だが、「ゾンビ」とは性別も人種も宗教も問わぬ「真に民主主義的なモンスター」であったはずだ。多種多様な解釈を持ち込むことのできる便利なモンスターであることは間違いないが、そこに「女性蔑視(ミソジニー)」という一方的な偏見としての意味だけを持たせるのは、やはり「ゾンビ愛好家」としてはどうしても納得できないものがある。扱っているテーマがテーマなだけに、制作陣には自らが描こうとしている問題ともっと真摯に向かい合おうとする姿勢が必要だったのではないだろうか。ゾンビ映画、舐めんなよ。

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