自転車競技をしながら自転車便の仕事をするグレアム・オブリー(ジョニー・リー・ミラー)はアワーレコードに挑戦する事に決める。
しかし資金が無いグレアムは廃材等を集めて自分で自転車を作り走る事に・・・。
ダグラス・マッキノン監督作品。
グレアム・オブリーとは実在の自転車競技で90年代に世界記録を出すなど有名な選手らしいです。
アワーレコードとはひとりで1時間に競技場で何周走るか?というものらしい。
自転車競技について全く知らないので何気に勉強になりました。
彼が少年時代にイジメられたところから描き、いかに凄い選手になっていくか…が今作の流れ。
しかしそんなに掘り下げてないので、あそこまで意固地なのか分からない。
イジメっ子が大人になって出てくるが、特にその後を描いてないので中途半端だし。
そして競技の特性なのか、ラストの勝った負けたがアナウンスで分かるというのも微妙だし。
凄い選手だったのでしょうが、もう少し描き方があったのでは?と思ってしまった。