山田

ショーン・オブ・ザ・デッドの山田のネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

つまらなさすぎて途中から具合悪くなってきたけど1.5倍速にして頑張ってみた。
個人的には好感が持てる登場人物一人もいなくて共感できる登場人物もいなかった。
行動も理解できない。
特にレコード投げるシーンにイライラした。
あと全員で取り囲んで棒切で殴るシーンもイライラした。意味ないって分かるじゃん・・。
そして感情というものがほとんど欠如してない?主人公が囮になるシーン、どう考えても主人公だけ逃げたじゃなくて犠牲になったと考えるでしょ。私が母親なら絶叫なんだけど、心配はほとんどしてない。あと大親友が噛まれたならもっとショックがあるだろうし、母親がゾンビになった時も撃ったあとぬるりとしてるし、誰も直前にあったことは引きづらず生きている。
キャラクターたちが物語を進めるためのタスクをこなしているだけにしか見えなくて不気味なものを感じる。
ずっと気持ち悪さがあってストレスが貯まる作品だった。デイビットが一番主人公と衝突していたけど、全ての衝突がその瞬間の思いつき感があって、なんだこの人?っ感じだったから、死ぬシーンも、この人死にたかったってこと?よくわからんってなるし、デイビットの恋人も、皆を巻き込んで死んでもいいほどデイビットのこと好きだった?ってかんじ。
皆物事を考えて行動して、その行動を選択して行っているというより何も考えずにやったらこうなっちゃった。の連鎖なので正直葛藤はない。主人公は成長した風?で終わったけどどこで?ってなった。

そしてエンディングでゾンビを労働力にするシーンもリアリティがない。ゾンビの起源というものがブードゥーの司祭のボゴによって死体をゾンビにして奴隷などにさせられたというのが起源らしいけど、そんなふうに自分の家族をさせたくなくて、自分の家族が死んだら蘇らないように死体に毒を飲ませたりしたらしい。
これをウィキで読んでそりゃそうだよねと思った。ゾンビを玩具にすることに普通は抵抗感があるから反対運動が起きるし、遺族のいるゾンビならなおのことだし、家族のゾンビを倒した少年を面白おかしく取り上げるなんて炎上不可避。不謹慎ネタ嫌だとかじゃなくてひたすらにリアリティがなくて物語に入り込めず、意味のない嘘の話を聞かされ続けてる気持ちになった。

ただこんなに評価が高いということは私の見方はおかしいのかもしれない。
山田

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