西村権太郎

アリス・スウィート・アリスの西村権太郎のネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

初っ端、不機嫌そうな顔で掃除するこのオバサンが犯人だなって思った。

妹が殺されて、妹ばっかり可愛がられてムカついて虐めてた姉ちゃんが疑われるけど、そんな分かり易い訳ないので意外な人っつったらあの人だろうと思って。

そしたらやっぱりそうだった。
しかもかなり早目に観客には知らされます。
メインの家族と全く関係無い人なんだけど、要するに狂ってるって事す。

そんな訳で、あんまり根拠とか必然性とかは無視で、不気味ムードで押し切る系でした。

その辺りはdon't look nowの流れを汲んでいます。あれが73年でエクソシストも73年。この作品は76年ですから遅れは取ってますが、顔面不気味系ジャンルとしてはマイルストーン的な立ち位置ではないかなと思います。

演出や編集の下手さが逆に良い雰囲気ってゆう。謎に一人称な場面とか。

それからババアのキモ顔面は、かなり意識されて作られてると思います。it was Aliceを連呼する叔母さんも、犯人も。
don't look nowから踏襲されて、トニ・コレット顔面芝居炸裂のヘレディタリーへと1ジャンルとして受け継がれて行ってる訳です。(持論)

言ったらfriday the 13thの意外にもオバさんが犯人で、急にクルクルパーっ振りを発揮してくる怖さとか、ペットセメタリーのご病気のオバさんなんかにも影響を与えていそうです。

pretty little liarsが、だいぶこの作品のオマージュを包括していたので、それから観なきゃと思っていました。

あそれからゴキは本当に反則です。
私見れないので、本当に困ります。
本っ当に困る!

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ブルック・シールズはアッサリ殺られてました。ケビン・ベーコンやジョニー・デップと同じですね!
未見なのですがジェニファー・アニストンはレプリコーンでファイナル・ガールでした?
西村権太郎

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