イヌケソ

縞模様のパジャマの少年のイヌケソのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
3.0
「観たら落ち込むよ〜」と言われ、視聴。
自分はそんなにこなかった。

ホロコーストの話だって言うのはなんとなくわかっていたし、
推薦者の「落ち込むよ〜」って言うフリで大体オチがわかってしまったから。
かつ、自分の場合、想像力が乏しいのか、毒ガスで血反吐を吐いて苦しむところまでを
観ないと、なかなかグっとこない。
残酷描写がなかった分、なんか、寸止めというか、
キレイな話で終わっているような気さえする。

悪いのは父親だろうか?いや、父親は自分の仕事に忠実なだけだ。
ブルーノの行動が単に浅はかでその結果の悲劇だったとも言える。

一番おぞましいのは、「縞模様の服」という見た目だけで
選別されてしまうということだ。

見た目や思い込みで人を判断してはいないか?
自分自身に、常に問いかけていきたい。
イヌケソ

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