真っ黒こげ太郎

ザ・キャットの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

ザ・キャット(2001年製作の映画)
1.2
ジャケのデカい化け猫は出ませんよ、ええ、出ませんとも。
(ジャケまんまの内容だったら某キラートマトみたいなノリになってそうだ)
きっとジャケを制作した人は

「ゑ、こんなショボい映画のジャケを作れ?いやいやwwwwwむりっしょwwwwwww
ゑ?好き勝手に作っていい?そうすかwwwwwじゃあいっそありえねー感じに作ってまえwwwwwwww
ゑ、採用!?ちょwwwwwふざけてつくったのにwwwwwwマジすかwwwwww」

的な感じで作ってこうなってしまったんだろう。(あくまで予想です。)

肝心の内容だが、主人公の周りで謎の殺人事件が頻発、主人公も謎の幻覚に晒され、真相究明に乗り出すのだが…

殺人事件の正体は、悪魔が乗り移った主人公の飼い猫の仕業だった!猫は本性を現し、周りの人々を次々に襲い始める!!

そんなオカルトとモンスターホラーを組み合わせたなかなか面白いプロットなのだが、これがあまり面白くない…。

前半は主人公のしょうもない恋沙汰ばかり写生されるし、怪物は全然でないわで退屈。何が悲しゅうて興味のない恋愛模様も見せられなきゃあかんねん!
主人公が謎の存在に苛まれる後半からは少し面白くなったのだが、なったらなったでモンスターが全然出てこない!
肝心のモンスターもCGでショボいのはまぁいいとして、ラスト9分前になってようやく姿をちょっと見せる始末。
やっと姿を見せたかと思ったらあっさり倒された挙句元の猫に戻って何だこれ…(その後のオチは予想付くとは言えちょっと笑ったがw)

尺は短いので早く終わるし、観れるところはあるものの、正直あまり面白くないので、おススメは出来ません…。

(追記)ビデオ用予告編は妙にノリノリでワロタ。