ゆら

救命艇のゆらのレビュー・感想・評価

救命艇(1944年製作の映画)
3.0
・煽り立てる音楽に沈む煙突というオープニングから否応なく気分を煽られる。クローズドシチュエーションで全編通して弛緩した部分が全くないのは見事。
・時代的なものもあるのだろうけれど、露悪に走らない品の良さが好き。
・何と言ってもUボートの船長ウィリーがこの作品全体を牽引する素晴らしいキャラクタ。かつ当時のナチスイメージの一例として興味深い。
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