ブラジルから来た少年のぬうのレビュー・感想・評価

ストーリーが進み真相に近づいていくにつれ、段々と不穏さが増していき、そして終盤ため込んだものを爆発させるかのようにバーン！と種明かしして盛り上げる。まさにエンタメの王道のような展開で素晴らしい！
加えてグレゴリーペック、ローレンスオリヴィエ、両氏の熱演が作品を骨太かつ力強くしているように思えた。
含みを持たせた不気味なラストも忘れられない。