ハテナ

原子怪人の復讐のハテナのレビュー・感想・評価

原子怪人の復讐(1966年製作の映画)
1.1
核戦争後の世界で暮らす人々の話。

かなり昔の映画だし、放射能まわりの設定がガバガバなのはまあ許せるんですが、核戦争が起こって人類が滅亡した世界なのに、それをちゃんととらえてるのは主役のおっさんくらいで、娘の方は相当平和ボケしてて呆れてくる。家に迷い込んできた人たちを追い返しもせずホイホイ招き入れてしまうし、食料が足りなくなるのが目に見えてるのに死にそうな人にやるのは止めろ、っておっさんが言うのに食糧をやるし、自分が招き入れたひとの一人がおっさんから武器を奪おうとして家を追い出されそうになっても、かわいそうだ、とか言うし……。あまりの危機感のなさにそっちの方がイライラした。

あと例によって、怪人はほとんど、というかほぼ全く出て来ないです。せいぜい終盤にちょろっと出るくらい。話の大半は娘が考え無しに招き入れた人々との内ゲバで終わります。

観た日:2022/7/26
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