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なまいきチョルベンと水夫さん

なまいきチョルベンと水夫さんの作品紹介

なまいきチョルベンと水夫さんのあらすじ

ここはスウェーデン、避暑地のウミガラス島。 大きな笑顔と大きなおしり、ときに大人もたじたじとなる少女らしからぬ少女チョルベンは、愛犬“水夫さん”といつ も一緒。ある日チョルベンは、漁師からアザラシの赤ちゃんをもらいます。モーセと名付けたそのアザラシを、友だちのスティーナやペッレと一緒に飼い始めますが、モーセに夢中のご主人様に愛犬の水夫さんは寂しそう。そんな とき、一度はチョルベンにあげたアザラシが高値で売れると知った漁師は、チョルベンたちから奪い返そうとし、さらには水夫さんがある事件に巻き込まれ...

なまいきチョルベンと水夫さんの監督

なまいきチョルベンと水夫さんの出演者

原題
TJORVEN, BATSMAN OCH MOSES
製作年
1964年
製作国
スウェーデン
上映時間
88分

『なまいきチョルベンと水夫さん』に投稿された感想・評価

ちろる

ちろるの感想・評価

3.6
ほのぼの系だけど、たまにどきっとする描写もある、
実にスウェーデンの描く子どもの世界の物語っぽい🇸🇪作品。
なまいきチョルベンは少しザキヤマ、もしかはバービーに似ている。
可愛いわけではないけど、ふっくらした身体と生意気な笑顔が可愛い主人公がなかなか新鮮です。
タイトルの水夫さんとはチョルベンの飼い犬であるセントバーナードなんだけど、何かと忙しくするチョルベンを見守るようにおっとりと密やかについて回る様子がとても愛おしい。
まるで絵本の世界のような牧歌的な風景の広がるチョルベンの村はいつだって子どもたちの声で騒がしい。
それを大人たちがみんなで適度に放任して、適度に見守りながら、のびのび育っているそんな様子はとても美しい。
ウサギ、羊、アザラシなどなど、動物たちと人間の境界線がとても曖昧で、互いに尊重しあって村の中で共存していくそんな長閑なウミガラス島に一頭のあざらしがチョルベンのペットとして仲間入りをする事から始まるトラブルがなかなかややこしい!
一時はゾッとするような展開になりそうでしたが、事件の収束は意外とあっさりしていて、まずは胸をホッと撫で下ろしました。

アザラシのモーセがめちゃんこ可愛いのもとちろんだけど、チョルベンたちが、真剣にカエルの王子様について信じて、島に降りてきたイケメンをカエルの王子様だと信じて話すあのくだりが可愛すぎる!

「王子様なのに王冠かぶってないわね。」
「被るのは日曜日だけなのよ。」
小さいながら恋物語に興味津々💕
おませなチョルベンとスティーナの可愛らしい会話はいつまでも聴いていたかったです。
BUSSAN

BUSSANの感想・評価

4.1
千鳥の相席食堂開店〜♪

民生「相席を〜 見てる途中で〜 ツッコミたければ止めるよ 相席食堂〜 」


本日の映画は…

『なまいきチョルベンと水夫さん』(1964)

スウェーデン作家、A・リンドグレーンの人気作を映画化したハートフルストーリー


〜上映〜

ポカポカ陽気の中、自然豊かな海辺の風景が映り込む

バックにはこれまた陽気な口笛が流れる

主人公と思われる女の子がスキップしながら犬を連れ歩いている

男の子が「ヨッケ、ヨッケ」と名前を呼びながらウサギを追いかけている

非常に和やかな映像が続く

女の子が春の訪れを祝う唄を口ずさむ

女の子「ラララ、ランラン、ラララ、ラン、ラララ〜」


…ジャボーン!!!!!! (海に落ちる音)


女の子「助けて 水夫さん!!助けて!」


ボタン「ちょっと待てぃ!!」


ノブ「どんなオープニング!!!」

大悟「あんなに楽しそうにスキップしよったのに」

ノブ「急展開すぎんのよ、完全に油断しとったわい」



〜再生〜


女の子「水夫さん 早く おぼれちゃう」

すると連れ歩いていた犬が勢いよく飛び込み女の子を助ける


ボタン「ちょっと待てぃ!!」


ノブ「水夫さん、犬かい!!!」

大悟「まだ始まって2分やのに面食らったわ」

ノブ「タイトルから騙されてたわ」



終始こんな調子で、ボタンめり込むんやないかと思うぐらい押しまくりましたとさ

終わり



いやー、想像以上にいい映画でした。
もっと評価されてもええと思います。

なるべくジャンルは偏らずに見ているつもりですが、こんな清々しい気持ちにさせてくれた映画は久々な気がします。


あ、何事も無かったかのように普通にレビュー始めますね(笑)

舞台は "ウミガラス島" という架空の小さな島。児童小説原作『わたしたちの島で』を基に、チョルベン一家と、島の住民、動物たちのふれあいを描いた作品でございやす。

冒頭からチョルベンのダイブと "水夫さん" というネーミングの愛犬に面食らいましたし、登場人物みんなが愛くるしい。

特にお気に入りのキャラが、大のお話し好きで、カラスに "地獄に落ちろ" と言う強烈なワードを教えているモンチッチの前髪をした歯抜けの少女、スティーナ。

ノブ「クセがすごいんじゃ!!」

言動がいちいち可愛いんです。

ウサギの "ヨッケ"を愛する少年ペッレは、わんぱくながら芯が通ったこれまたええ子でして、彼が最後に取った行動には不覚にも胸を打たれました。

子供向けの作品だと侮れない、何か光るものがこの映画には宿ってます。

『ミッドサマー』を "陰" とするならば、こちらは "陽" です。同じ北欧映画ですが、あれの対極に位置するのが本作でございやす。

『ミッドサマー』を観て病んでしまった人にとっては、心を浄化してくれる抜群の特効薬になると思います。





以下ネタバレありの感想



↓↓↓














ペッレ 一家「グルルルルル…ボン!!!」

※見た人はわかります
絵本や児童文学を読んでいるような気分になるほのぼの映画。
子どものころに読んだことがありそうで、きっとお気に入りになってただろうな。
スウェーデン映画は大好きで、映画館に行きたかったけれど行けなかったのでレンタルできて嬉しい。
チョルベンは可愛いお相撲さんって感じ。ほかにもショートヘアの歯の生え変わり時期の女の子、ウサギのヨッケを溺愛する少年。ヨーゼフと同じ犬種の水夫さん。島の大人たちなど、みんなツボ。
アザラシのすごい鳴き声が面白い。
なんていうんだろう。ここの人たちの生活を覗いてる感じ。ホームステイしてる気分だわ。もはや。そのくらいなんていうんだろう、幸せな気分になる。映画って目的やテーマがあって作られると思うんだけど、この映画は本当にこう…ホームビデオ見てるみたい。

とにかくみんなの子供たちの話し方が可愛い。ハパをパッパ!とか小さいツと語尾が強いのが可愛い。スウェーデン語、世界で1番好き。

なんか、見終わったあとは、まぁーいままで見たスウェーデン映画のなかでは、そこまでお気に入り!とかDVD買うまではないかなーって思ったけど、
もう一回見てるし、結局ハマってるわ。つまり好きだわ。
とにかく子供たちが可愛すぎだし、アザラシのモーセの破壊力。
小さいころの好きと憧れがつまってる。

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